学校案内

自己点検・自己評価

自己点検、自己評価についての取り組み

 当校においては、2011年度より厚生労働省の指針である「看護師養成所の教育活動に関する自己評価指針作成検討会」報告書に基づき、教職員を対象とした評価を開始し、2018年3月に第4回目の評価を実施しました。以下にその結果を報告します。


自己点検・自己評価結果と分析

 教育活動を対象として教育理念、目的、目標の達成状況、教育課程運営、学校運営等の整備および実践、学生の学習支援の充実の程度等について、9カテゴリー(95項目)の評価表を用いて実施し、回答率は100%でした。
 評価は4段階リッカート尺度を用いて「そう思う:4点」、「ややそう思う:3点」、「あまりそう思わない:2点」、「そう思わない:1点」と点数化し、各カテゴリーの平均値を示し、前回(2014年)と比較ました。表1図1
 さらに質問項目の多いカテゴリーについては、課題を明確にするために、関連する質問項目を分類しサブカテゴリーを設け分析を加えました。表2
 前回との比較において、カテゴリーⅠ・Ⅱ・Ⅲでわずかに低下、カテゴリーⅥ・Ⅴ・Ⅵ・Ⅶ・Ⅷ・Ⅸでわずかに上昇しました。3点以上を肯定的評価、3点未満を否定的評価として集計した結果、「地域社会・国際交流」の除く8カテゴリーが肯定的評価となりました。
 教育理念、目的、目標に関するカテゴリーⅠ・Ⅱおよび、教育課程の経営に関するカテゴリーⅢは、前回よりも低下していますが肯定的評価でした。
 カテゴリーⅢ(29項目)を7つのサブカテゴリーに分類して分析した結果は、研究活動、臨地実習の充実に関するサブカテゴリーの平均値が全体の平均を下回っていました。この2つは前回調査でも低かった項目であり、設置主体と連携した臨地実習指導の充実が引き続き課題であることを示しています。
 また4サブカテゴリーが前回よりわずかに低下していますが、現在カリキュラム改定に向けて現行のカリキュラム評価を開始している中で、現状に対する問題意識が高まっていることも反映していると考えます。
 授業・学習に関するカテゴリーⅣ(17項目)は4サブカテゴリーすべてで前回より上昇しています。特に目標の評価とフィードバックは、前回否定評価でしたが今回は肯定評価となっています。授業評価を実施し授業内容の改善に取り組んだ成果と考えます。
 経営・管理課程に関するカテゴリーⅤ(19項目)は、組織体制、運営計画と将来構想、施設設備の整備のサブカテゴリーが前回より低下しています。少子化の進行や看護基礎教育をめぐる動向の変化に対応する長期的方針を早急に検討し、教職員が展望をもって教育実践に取り組めるように組織の強化を図る必要性があります。また施設設備に関しては校舎設備が老朽する中、学習環境整備に努力が必要と考えます。
 しかし、自己点検、評価体制に関しては前回より改善することができました。
 地域社会・国際交流に関するカテゴリーⅧは前回同様に否定的評価となりました。特に国際交流の体制は低い結果となったのは、海外からの帰国学生や留学生の受け入れ体制や、学生の留学希望に対応する体制の整備に着手できていないことが反映されています。地域社会に関しては、高齢社会の進行、医療機能が分化する中、対象を取り巻く社会状況に目を向け、地位包括ケアに貢献できる人材の育成にむけて、引き続き努力していく必要があると考えます。


(表1) 自己点検・自己評価結果の推移

2014年 2018年
Ⅰ 教育理念、目的(6項目) 3.74 3.53
Ⅱ 教育目標(6項目) 3.71 3.58
Ⅲ 教育課程経営(29項目) 3.42 3.39
Ⅳ 教授、学習、評価課程(17項目) 3.25 3.35
Ⅴ 経営、管理課程(19項目) 3.40 3.37
Ⅵ 入学(4項目) 3.81 3.82
Ⅶ 卒業、就業、進学(4項目) 3.10 3.10
Ⅷ 地域社会、国際交流(7項目) 2.52 2.55
Ⅸ 研究(3項目) 3.25 3.27


(図1) 自己点検、自己評価の傾向

自己点検・自己評価結果の推移(図1)


(表2)サブカテゴリーの分析 

カテゴリー 2014年 2018年 サブカテゴリー 2014年 2018年
Ⅲ 教育課程経営 3.42 3.39 理念・目標との一貫性/明確性 3.52 3.38
教育課程の構成 3.65 3.60
教育計画 3.59 3.61
評価の体系 3.35 3.49
教育・研究活動の充実 3.07 2.90
臨地実習の充実 3.25 3.26
対象の権利擁護 3.53 3.51
Ⅳ 授業・学習 3.25 3.35 授業内容と教育課程の一貫性 3.28 3.35
授業の展開過程 3.37 3.44
目標達成の評価とフィードバック 2.86 3.06
学習への動機づけ 3.60 3.63
Ⅴ 経営・管理課程 3.40 3.37 組織体制 3.60 3.37
施設設備の整備 3.40 3.16
運営計画と将来構想 3.37 3.25
自己点検・評価体制 2.84 3.27
Ⅶ 地域社会・国際交流 2.52 2.55 地域社会との交流 2.92 2.88
国際交流の体制 2.22 2.31

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